こんにちは。戸建て経験者のHです。
今回は、戸建てにまつわるお金の話を、経験を交えて解説します。
みなさんの中には、「戸建てを建てたいけど、頭金がない」
「どの項目にお金が必要か知りたい」といった方がいるのではないでしょうか。
そんな悩みに対して、ズバリ説明していきます。
先にこれだけは伝えておきます。
「頭金を住宅ローン借入金の2割は必要」というのは、まやかしです。 それでは、順番に解説していきますね。

建てる前に必要な費用
一般的に、戸建てを建てる前に必要な費用は、事務手続きに関するお金です。
- 手付金
- 仲介手数料
- 不動産取得税
- 印紙税
- 登記費用
この中で、私が実際に現金で支払ったのは、手付金と登記費用ぐらいです。
ほとんどの事務費用を、住宅ローンに組み入れました。
実はこの方法は、あまりおすすめできません。
なぜなら、借入金の総額が増えると、返済期間が長くなり、利息が高くなるからです。
では、なぜそんなリスクを冒してまで、諸費用を住宅ローンに組み入れたのか解説します。
頭金が少ないなら郊外に建てよう
私の場合、頭金は借入金の1割程度しか貯めることができませんでした。
実際、これが現実的なのかもしれません。
では、頭金がない人は戸建てを建てることができないのか?
そんなことはありません。
結論は、郊外に建てることをおすすめします。
郊外であれば、土地が安いです。
そして、人口を呼び込むためにも、購入キャンペーンをしている場合があります。
車を持っており、移動範囲の許容内であれば、ぜひ郊外を検討してはどうでしょうか。
建てたあとに必要な費用
建てたあとの費用は、大きく挙げて3つあります。
- 住宅ローン返済額
- 固定資産税
- 火災保険
私の場合は、住宅ローンを毎月7万弱払っています。
ボーナス払いはありません。
固定資産税が1年間で4回払うことになっており、1回あたり3万弱です。
これだけの支払いで、4LDKの庭付き戸建てを建てることができます。
やっかいなのは固定資産税
現在、戸建てに住んで8年ぐらいです。
正直、固定資産税の支払い月は「きつい」と感じます。
住宅ローンの返済と固定資産税の支払いで、10万程度になるからです。 私みたいに支払疲弊しないためにも、計画的に返済シミュレーションが必要ですよ。
計画性が大事

もう一つ、建てたあとに必要な費用は、修繕費です。
約10年周期で、外壁や屋根などの修繕が必要になると言われています。
ですが、そもそも頭金すら貯めれなかった私ですから、事前に修繕費の確保は難しいです。
そこで、10年しばりの投資信託をはじめています。
長期的な運用なのでリスクも低く、私にとっては無理なく資産形成ができています。
まとめ
今回は、戸建てにまつわるお金の話をしました。
ポイントは、建てる前と後の費用を計画的にシミュレーションしておくということです。住宅会社でも、ライフプランニングをしてくれる会社さんがありますので、ぜひ利用してみてください。
頭金を貯めていなくても、落ち込むことなく、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。